夫が昔咲かせた蘭の花々#1
  2008年6月7日  再構成:2010年2月5日

 今ほど多忙ではなく、かつ、体力が有った時代(1970年、80年代)、夫が咲かせた、日本原産の蘭の花々です。
  私は、夫本人が「少しは世界的に名の知られた」と形容する版画家の、 しかも、最近の、コンピュータに対して「発注芸術」しているような、いわた・きよし先生に、 この画像処理のノウハウ(知的財産)の[織]への導入について 指導助言を受けたくて最初の電話を掛けたときは、 彼が解析可視化処理とか、 情報セキュリティ処理どころか、  「少しは世界的に名の知られた」と形容する「版画家の仕事」として、 伝統的な木版画や銅版画や合羽版(ステンシル)においても、 世界的に高い評価を得ている先生だとは全く知りませんでした。
  ですから、今では、夫である、いわた先生が、昔、こんなに多くの蘭の花々を育てていただなんて・・・!という驚きでいっぱいです。そして、これらの花々の写真を、ホームページで紹介できる喜びをいっぱい感じています。
  2010年2月5日   いわた先生から「スライドズーム」の提供を受けて、ページを再構成しました。 なお、『原画は、絹目印画紙に焼き付けられた画像を、カラースキャナで読み取っている関係で、 拡大画像において、菱型のパターンが目立ちますが、これも、30年〜40年の時代を物語っている、何よりの証拠だと見てください。』とのことでした。、

「白花の羽蝶蘭」

「白花の羽蝶蘭」 砂目銅画風「フォトカット」に拠る「スライドズーム」

肉眼では、白一色に見えた唇弁は、実際は、立体ゆえの反射光の所為であって、形態はさまざまな色が面取りのように組み合わされて
形が表現されています。 織物用のテキスタイルをコンピュータで学ぶためにも、この色彩の表現が理解できなくてはならないことを、
お花の形態とその色彩から自然と気付かされました。

「白花の羽蝶蘭」 タイプDの「フォトカット」に拠る「スライドズーム」

雄蕊の塊なのでしょうか? 赤い色が、白い唇弁に反射しているのが超接近でよく分かります。等高線のようなラインが面白い造形に見えます。

「鷺草 T」

「鷺草 T」 タイプDの「フォトカット」に拠る「スライドズーム」

鷺草は本当にこれがお花なのが不思議なくらい、鳥っぽいですね。尾の付け根にあたる王冠ような部分は、雄蕊の塊らしいです。
ランのお花は、一般的なお花と、造りがかなり判りにくいのが特徴だと思いますが、「鷺草」は、その中でとりわけ特殊だと思います。

「鷺草 U」

「鷺草 U」 タイプDの「フォトカット」に拠る「スライドズーム」

この「スライド・ズーム」は迫っていく部分が一口食べたドーナツみたいな形の蕊の部分です。
いわた先生の「スライド・ズーム」のお陰で、自然界の造形の面白さと、色彩の構成の美しさとを気付かされています。

「風蘭 T」

「風蘭 T」の、タイプDの「フォトカット」に拠る「スライドズーム T」

「風蘭 T」の、タイプDの「フォトカット」に拠る「スライドズーム U」

いわた先生が言うには、『30〜40年も前は、デジタルアートをおぼろげに考えていた時代であり、「フォトカット」なんて表現手段を考えても
みなかった訳だから、「スライドズーム」の的になるポイントが画面になくて当然、だから、部分を切り取った結果、二作品が出来てしまった。』とのこと。
  

       「風蘭 U」(左)                                   「ネジバナ(モジズリ)」(右)

花そのものの形がランの中でも特に美しい「風蘭」と、小さくても「カトレア」のような形のお花が捩れるように連なった「ネジバナ」。
いわた先生と結婚するまでは、「ラン」のお花で知っていたのは、「カトレア」と「シンビヂウム」と「デンファレ」ぐらいでした。
いわた先生のお陰で、今は、本当にたくさんのお花を知りましたし、特にランの育て方も、薀蓄付きで教わっている毎日です。

 「ネジバナ(モジズリ)」の、 タイプDの「フォトカット」に拠る「スライドズーム」

確かに、菱型の地紋風の生地が見えます。30年以上も前の写真とのことですが、我が家で昨年も咲いたネジバナは
私より相当以前から「岩田家の住人?」ということですね。今年も咲いてくれるはずと、楽しみにしているお花のひとつです。

「匂い海老根」 和風「フォトカット」

伊豆諸島・御蔵島特産の「匂い海老根」は、いわた先生にとって、是非とも、もう一度育ててみたい海老根だそうです。

「匂い海老根」の、 和風「フォトカット」に拠る「スライドズーム」

トナカイを実物で見たことはありませんが、超接近の部分は「トナカイの鼻」あたりを連想してしまいまいた。
「海老根」は昨年「ランの館」で「海老根展」に出かけて日本的風情の「海老根」を写してきました。
いわた先生の好きな「匂い海老根」はどんな香りなのでしょうか? 
近々、いわた先生は「匂い海老根」を再び育てることができるようになると私は思っています。

 

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