主として水彩刷り木版画風「フォトカット」によるご近所のお花です。 2009年1月5日

 年末年始直後のご近所のお花風景です。 いわた先生は、今年の展覧会「国展」での、鑑賞者へのインパクトを与えるためなのか、アメリカが認めた 「情報セキュリティ(暗号・認証・公証)」国際特許知見の本格的知財化のために、更に多忙になることに備えての、「省時間・賞労力・省資源」の実践を考えてのことなのか、とにかく、撮ってきた写真を、片っ端から、水彩刷り木版画風「フォトカット」処理しました。けれども、桜草(プリムラ)に何故かてこずって、日本桜草ではない、西洋桜草の情感・雰囲気(織で言えば「風合い」かな?)を抽出するために、タイプI(=いわたの”I”?)、タイプK(=きよしの”K”?)、だけでなく、タイプY(=これは絶対に好枝の”Y”!)までこしらえて比較検討していました。 私の「織」と違って、いわた先生の「版画」は、一般人には「これでも版画か?」と思わせるほど実作品は短時間に出来上がりますが、5月の展覧会のために、年がら年中、休む暇なく、閃きを最良に具現化して行く姿勢には頭が下がります。ですから、いつまで経っても、単なる亭主ではなく、いわた先生!

  

「一月五日ご近所のお花」水彩刷り木版画風「フォトカット」 Image3748Z(左)、Image3750Z(右)

一瞬 不思議な目の錯覚か・・・と、お花から道路、次にポールへと目を移すと写真ではないことを、 陰影が色相で表現されていることで判ります。
そして、ポールから斜め左下の赤いお花と側溝の排水溝へと視線が移る時に、版画風の絵を見ていると確認するのです(左)。
ポール側からプランターを写しました(右)。 お花と茎、葉っぱの質感を水彩刷り版画風処理で強い紫外線を感じる画像に仕上がりました。
 

「一月五日ご近所のお花」水彩刷り木版画風「フォトカット」 Image3748Z(左)、Image3750Z(右)

  

「一月五日ご近所のお花」 タイプIの「フォトカット」Image3753I(左)、タイプKの「フォトカット」Image3753K(右)

梨地のベースに細密的表現のタイプI(左)と、花びらをしっとりと面で構成している表現のタイプK(右)です。

「一月五日ご近所のお花」 タイプYの「フォトカット」Image3753Y

Yoshie の頭文字からとった、タイプYは「ゴマ刷り」技法の効果で 花びらや蕾が厚みのある重ね色を感じますが、適度にしっとりしています。
もちろんお気に入りの一枚ですが、一番きれいに表現されたと思うの部分は 桜草の葉っぱの葉脈と、大好きなシクラメンの葉っぱの白い文様です。
  

「一月五日ご近所のお花」 油彩刷り木版画風の「フォトカット」Image3753V(左)、水彩刷り木版画風「フォトカット」Image3753Z(右)

対照的な質感の油彩刷り木版画風と水彩刷り木版画風です。
桜草の中心部の蕾の表現が、タイプI・タイプK・タイプY・油彩刷り木版画風・水彩刷り木版画風のそれぞれに最も違いがあることが解ります。

「一月五日ご近所のお花」 水彩刷り木版画風「フォトカット」Image3754Z

強い日差しで影の無い花びらと、日向と日陰との色のコントラストを「フォトカット」処理で写真よりさらにクッキリとさせた画像。
      

「一月五日ご近所のお花」水彩刷り木版画風「フォトカット」 Image3755Z(左)、Image3756Z(右)

  

「一月五日ご近所のお花」水彩刷り木版画風「フォトカット」 Image3763Z(左)、Image3762Z(右)

巨大な色パセリと、甘い巻きの色キャベツではありませんが、幼少の頃はそう思っていました。 お正月にはなくてはならない脇役!!
細密な表現も水彩刷り木版画風の線描と面構成とで、影の色相と明度のバランスがかみ合って、くっきり見えます。
      

「一月五日ご近所のお花」水彩刷り木版画風「フォトカット」 Image3759Z(左)、Image3760Z(右)

丁寧に彫刻刀でカットしたような味わいが出ている画面の「普通の赤サルビア」と背景の地面です。影が効果的な画面構成だと思います。
  

「一月五日ご近所のお花」水彩刷り木版画風「フォトカット」 Image3757Z(左)、Image3761Z(右)

菜の花の大きさは、なんと高さ80センチ! 葉っぱは白菜の一番外側の一枚より大きいのです! ・・・食べ甲斐がありそうなと言うべきか?・・・NO!

「一月五日ご近所のお花」水彩刷り木版画風「フォトカット」 Image3754Z

葉っぱの輪郭線が強調された「フォトカット」処理です。蕾の形体を色相で表現すると・・・こんな風になります。で、お花の後ろに不思議な形が・・・。
ガーデニング素材としての陶器の「カエル」の置物です。・・・いわた先生曰く「お花だけの方が美的にはいいんだけど。」・・・でも、人はそれぞれですから。
  

「一月五日ご近所のお花」水彩刷り木版画風「フォトカット」 Image3765Z(左)、Image3766Z(右)

可愛いピンクのお花、桜草とキクです。桜草のお花の間に見える蕾の色や、キクのシベの黄色の効果を活かした絵です。
ピンクのキクは生き生きして見えます!葉っぱとの質感の違いを感じるからでしょうか?
  

「一月五日ご近所のお花」水彩刷り木版画風「フォトカット」 Image3767Z(左)、Image3768Z(右)

薄い花びらの立体感を感じさせる陰影の部分に、「フォトカット」水彩刷り木版画風処理の特色がよく出ていますね。
彩度・明度の高い部分ほど、木版画風処理表現がよく見えることが解ってきました。

「一月五日ご近所のお花」水彩刷り木版画風「フォトカット」 Image3769Z

木版画風と言われても、何処が?という疑問に、最も分かり易い絵面の 水彩刷り木版画風「フォトカット」が出来ました。
葉牡丹外側部分の葉脈で色の重なり具合や、パンジーの花びらや、陰影が平坦なベタ塗り部分の表現方法に、木版画表現の特色が見えます。
白い輪郭線がありますので、木版画の要素も存在していることになります。水彩刷りは意外とマット感の強い刷りのようです。

「一月五日これは我が家の見納めのネリネ」水彩刷り木版画風「フォトカット」 Image3770Z

なんとかお正月まで、最後の花びらを見ることができた我が家のネリネも いよいよ見納めになりました。
暖かい日ざしの画像をいわた先生に「フォトカット」の水彩刷り木版画風処理してもらいました。油彩刷り木版画風処理との違いや、タイプI・タイプKや
私のお気に入りのタイプYについての感想を書いています。
いわた先生お気に入りの、膨大なタンゴ(1920年(蝋管)〜30、40年代のSP、50、60年代のLP、EP、70年代のCD)の中から、
同じ曲を、演奏楽団を幾つか変えて聞き比べさせてもらいました。(薀蓄はいささか多過ぎましたが・・・!)  初演当時、人気を独占したキロガ、シモーネ、ラマルケなど女性歌手たちの曲を、代表的なアルゼンチンの楽団(フランシスコ・カナロ、フアン・ダリエンソ、オスバルド・フレセド、 カルロス・ディサルリ、オスバルド・プグリエーセ、アニバル・トロイロなど)や、ヨーロッパの楽団(フォン・ゲッツィ、リカルドサントス、アルフレッド・ハウゼ、マランドなど) を聴き比べている内に・・・、要するに・・・、一曲のモチーフから演奏テクニックやアレンジ変えるだけで、これほど印象が大きく異なり、なおかつ、「それぞれに良いものがあり、 唯一無二は絶対に有り得ない」という違いを楽しみました。
 その中でも、独特の「まったり」テンポのオスバルド・フレセドの「VIDA MIA(和が命)」(1952年演奏版)や「EL ESPIANTE(機関車)」(1955年)が印象的!
J.シュトラウスのウインナワルツも、優雅で大好き、よく聴いていますが、時には「ゆったりでも端切れの良い」「バンドネオン」が利いたアルゼンチンタンゴを、 今はいわた先生と一緒によく聴くという楽しみを持つようになりました。
 今まで、タンゴ=ピアソラとしか理解していなかったアルゼンチンタンゴや、これに触発されたヨーロッパタンゴを、 今から、80年〜55年前の、「ノイズ入り」音源で、じっくり聴くことができるのは、今後のコンピュータによる芸術的技術開発にも通じることでもあることを強く意識しています。
 いわた先生が、コンピュータ版画の先生だけでないことが判ってびっくりして、早くも二年半経ちましたが・・・、いわた先生が、ここへ来て、50年前の自作絵画を見直し、それに魂を入れ直して、 「ポストドロウ」「フォトカット」「ポストカット」なる新シリーズを誕生させているのも、同時に、暗号・認証・公証について国際特許を取り、「超多元多層排他的論理和」なんて、 「超ムズカシイ」ことを研究開発しているのも、それらを総括して、「結局は「温故知新」だよ」と言いきっているのも、全ての源泉は、ここに在った!との思いでいっぱいです。 多いに活用しなければ、これが本当の「勿体無い!」だと思いました。     

 

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