「デイゴ(菱葉梯梧・珊瑚刺桐)が、また咲いている!」  2008年8月8日

 花が咲き終わって、「また来年のお楽しみね」と思っていた、デイゴ(正しくは、菱葉梯梧・珊瑚刺桐)が、また咲いていました。早速、夫を呼び出しました。 夫は、いわた先生の本領を発揮して、ボツ画像以外(厳しい眼で選んでいます)を、瞬く間に「フォトカット」にしてしまいました。 車や、自転車も絵の一部、今様の浮世絵版画として不可欠なモチーフになってしまいました。2008年8月8日の一つの現在を画面に封じ込めたということのようです。

     <PhotoCut  菱葉梯梧(珊瑚刺桐)#1>この画像の、「フォトカット」バージョンは、いわた・きよしの「フォトカット」を御覧下さい。
ところで、このデイゴのお花内、若い 二房が競って、天に向かって真っ直ぐ伸びてます。他のお花は穂先が垂れているのですが・・・。
先生の言い分は、「今はまだ緑色の小さな穂先が赤い花びらになったら、頭が垂れてくるんでしょ」・・・それは実る程に、頭を垂れる稲穂・・と同じことね。
  
<PhotoCut  菱葉梯梧(珊瑚刺桐)#2> <PhotoCut  菱葉梯梧(珊瑚刺桐)#3>
この二枚の画像は、最初から「フォトカット」で渡されました。花びらの部分で、写真ではないことが判ります。
いわた先生の説明通り、穂先まで赤くなった蕾を持つ花房は、道まで、垂れてきています。お陰で、超接写の写真が撮れて 大満足。
それにしても、このデイゴ 7月に剪定されたので、来年まで見られないと思っていました。成長が早いこと、早いこと!!そして、穂先やや上向きです!
  
<PhotoCut 菱葉梯梧(珊瑚刺桐)#4> <PhotoCut 菱葉梯梧(珊瑚刺桐)#5>
この二枚の画像も、最初から「フォトカット」で渡されました。#3・#4よりさらに、絵になってきました。
背景の質感が(このページの画面は小さいので、一見グレーに見えますが実際は様々な)色に置き換わっていて、
自然なコントラストでデイゴの赤を強調しています。 デイゴの花房の複雑な形が、より面白くでています。
  
<PhotoCut 菱葉梯梧(珊瑚刺桐)#6> <PhotoCut 菱葉梯梧(珊瑚刺桐)#7>
こちらは、両方を渡されました。 「比較検討せよ」ってところでしょうか?! 下の2枚が上の2枚の『素』写真になります。
背景の自転車や、車が 咲いている手前のデイゴの臨場感を演出しています。 ここは、名古屋中心地の道路沿い。
いわた先生は、江戸時代の、広重の「東海道五十三次」を例にして、「今様の浮世絵版画」としての「フォトカット」の長所を語ってくれました。 
言われてみれば、確かに、現代の、(抽象芸術は当然ですが、) 具象絵画・具象版画には、「時代の証拠性が無い」のですね!
勿論、「時代の証拠性が無い」ということは、「永久に老化しない」ということであって、いわた先生も、これを充分に解っているからこそ、
「アルゴルアート」っていうところにまで行き着いているわけであって、その、いわた先生が、
ここへ来て、「時代の証拠性」云々と言い出したことに、驚きを隠し得ません。
それにしても、このデイゴは赤が鮮明で面白い花びらの形をしているのを、今回じっくり観察できました。巧く花房が目線に垂れてくれたお陰でした。
手織りの基礎を学ぶ為に、沖縄に住んでいた頃は もっぱら染料として使われる樹木や、草木ばかりに目がいっていました。
それに、デイゴは比較的背の高い樹をみたことがありますが、実物の花房を目線で観察しようと思わなかったのが、本当のところです。
現在は、いわた先生の影響でよく視ることを 今更教えられて、ホームページにお花専用コーナーまで持つことになりました。
名古屋の中心地で、道路沿いに垂れて咲くデイゴを見られるなんて、沖縄から帰郷してからこの夏まで想像も出来ませんでした。
それにしても、名古屋の気温は事実、沖縄より高い(暑い!)です。 但し、日差しは沖縄の方が強い(イタイ!)です。
どちらの夏の方が、過酷でしょうか?・・・私は、名古屋生まれですが、今の沖縄の夏の方が過ごし易いと 年々感じるようになりました。

 

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