南北橋上の桜の落花弁
   2007年4月6日  最終更新2010年2月27日

 歩道上に落ちたものの人の足に踏まれてわびしい桜花。用事を済ませた帰り道、水門に架かる橋の一隅を、 いわた先生(=私の夫)が写しました。
 2008年4月10日  「ごみを消して」との私の願いを、いわた先生が聞き入れてくれた結果、オリジナル画像の高さが半分になってしまいました。
 2009年8月26日  いわた先生は、「フォトカット」の技術のレベルアップを確認するために、季節外れですが、 オリジナル写真の一部を「水彩刷り木版画風」「和風」などの「フォトカット」」化しました。これを受けて、このページを更新しました。
 2010年2月27日  いわた先生は、「フォトカット」や「スライドーズーム」のノウハウも、国際特許「情報技術安全保障(ITSS)」の知見の重要な一部として、再度の見直し・再構成を行いました。これに伴って、このページも、追加された画像を含めて再構成しました。

「南北橋上の桜の落花弁」 無修正写真 070408ー1512

これこそ、写真の証拠能力なのですが、ゴミまで「バカ正直」に、写り込んでしまっています。

「南北橋上の桜の落花弁」 無修正写真のトリミング 070408ー1512部分

「ごみを消して」との私の願いを、いわた先生が聞き入れてくれた結果、オリジナル画像の高さが半分になってしまいました。
これでは、美術的画面構成が成立せず、すなわち、造形的な美術的価値が有りません。「写真のまま」の美術的価値は「ここまで」なんですね。
ということで、いわた先生は、写真から版画へとの意味を有する 「フォトカット」を考え出しました。
  

「南北橋上の桜の落花弁」水彩刷り木版画風「フォトカット」070408−1512Z(左) 油彩刷り木版画「フォトカット」070408ー1512V(右)

「フォトカット」とは、写真(フォトグラフ/Photograph)と木版画(ウッドカット/Wood Cut)から成る、いわた先生の造語です。
最初は、水彩刷り木版画風だけでしたが、直ぐに油彩刷り木版画風が加わり、銅版画風、石版画風が加わりました。

「南北橋上の桜の落花弁」木口木版画風「フォトカット」070408−1512B

  

「南北橋上の桜の落花弁」 砂目石版画風「フォトカット」070408−1512G(左) 彫刻銅版画風の「フォトカット」070408ー1512E(右)

「南北橋上の桜の落花弁」 タイプKの「フォトカット」070408−1512K

  

「南北橋上の桜の落花弁」 和風「フォトカット」070408−1512J(左) タイプDの「フォトカット」070408ー1512D(右)

「南北橋上の桜の落花弁」 タイプYの「フォトカット」070408−1512Y

 仕事場で、国展出品作を夢中で織っていて、桜を見る機会を逸した私の為に、いわた先生が写しておいてくれた「桜の落花弁」です。

この花弁、4月1日時点では、下の写真のようでした。

この桜も、私より早く、版画部出品作品を完成させたいわた先生が、後で私に見せる為に写しておいてくれた「見上げた満開の桜」です。

2009年8月26日, いわた先生は、「フォトカット」の技術のレベルアップを確認するために、
季節外れですが、この写真を「水彩刷り木版画風「フォトカット」」化しました。 確実にレベルアップしていると思います。

「南北橋の桜」 水彩刷り木版画風「フォトカット」Im20070401Z

2007年4月8日時点では、次の写真のように、残り少なくなった花の隙間に、既に若葉が出始めていました。

2009年8月26日、以下の「フォトカット」3画像を追加しました。

  

「南北橋の桜」 和風「フォトカット」Im20070408J(左) 銅版画風「フォトカット」Im20070408E(右)

「南北橋の桜」 タイプKの「フォトカット」Im20070408K

 タイプKの「フォトカット」によって、色の響きのきれいな「絵」に成りました。
『「フォトカット」のツールとしての商品化を試し始めた一年半前の頃は、このような表現までは考えていなかった。』と、いわた先生が言いました。
確かに、写真が、線と色相の組み合わせだけで構成された「絵」に変身しています。
「フォト」(写真)+「カット」(木版画)=「フォトカット」というネーミングを考えた、いわた先生の狙いが、ここまでの表現を敏速に可視化可能となって、
この素晴らしいシミュレーションの威力を、私なりにですが、確実に理解できるようになりました。
 既に、1970年代前半には「コピー版画」を、1970年代後半には 「音の版画」を、海外の版画展で認められた、いわた先生の
ユニークな創作性と感受性が、今、また、新しい表現技法を確立したのです。
「フォトカット」は、いわた先生が、私の夫(もの)になってからの創作表現手段なので、
この技法が確立されるまでの一年半の一部始終を、傍らで見ることが出来て、この結果
いわた先生を、未だに、「夫」と認識する前に、「先生」と認識してしまうとの理由が、ここに在ります。

2010年2月27日 「フォトカット」と「スライドズーム」を追加しました。

「南北橋の桜」 和風「フォトカット」 Im20070408J

ふんわりとした雰囲気がよく伝わってくる、和風処理の「サクラ」です。枝が所々しか見えない満開のさくらは、特に日本的なイメージを感じます。
だからなのかは、私には分かりませんが、いわた先生は「和風の雰囲気」が良く出ている、この「フォトカット」の出来具合にとても満足そうです。
花曇の空に色も、ふんわりと満開のサクラによく釣り合っています。

「南北橋の桜」 和風「フォトカット」 Im20070408Jに拠る「スライドズーム」

こんなに面白い絵が、「桜」だとは・・・ 不思議であり 又、ズームした時の色合いのボケ具合が なんとも面白い形に見えます。
いわた先生自身も、『この和風処理「フォトカット」で作った「スライドズーム」の超ズームで、色と形が面白く出た!』と、とても喜んでいます。
日本画の画面を連想させられてしまう、画像のマチエールなので そこのところの処理手法が、やはり和風処理の『キー』なのでしょうか?
蕊の黄色のはずの色合いが、金箔にも見えてきてしまうので 写真では感じない絵の世界の「桜」に仕上がったと私も感じています。
「実物は、こんなに濃い色ではないけどね・・・」といわた先生。ですが、超ズームの「桜」は、和風のとても新鮮な美しさだと思いました。

 

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