「徒然花」本文 2011年6月6日 井村好枝

 昨日の、 敷地外でのプルトニウム検出のニュースに続いて、 今朝のNHKニュースは、福島第一原発のいずれかの炉の爆発で飛び散った瓦礫のの中から、また新たに高放射能の物が見つかったと報じていました。独断と偏見で、 ほとんど信用できないNHKの報道ですから、「恐らく此の数値も出鱈目だろうな」と、私の夫・いわた先生は、昨夜のツイッターやフェイスブックでの予告通り、 「爆発的発言」の為の写真撮影と、書類中の重要部分のスキャンを開始しました。

検察審査会ハンドブック・最高裁判所

以前、参議院で、森ゆうこ議員が、当時の仙谷法相に、「検察審査会は何処に所属するのか?」と質問をされ、仙谷氏(=本業は弁護士)は、 「三権の何処にも所属していない組織」との答弁をされた記憶があります。
 ところが、上掲の、「検察審査会ハンドブック」は「最高裁判所」と明記されています。 国会の証人喚問で、証人が嘘を吐けば、偽証罪に問われます。 という事は、 弁護士でもある仙谷氏が、この事実を知らない筈はないと確信します。
 仙谷氏だけでなく、枝野氏ら民主党国会議員のほか、自民党にも社民党にも、弁護士出身の国会議員は多く居ます。
 「向日葵バッジが嘆く酷い状況です。
 嘘の答弁が罪に問われなければ、国会の信頼性は著しく失墜します。今からでも遅くないと思います。参議院は、仙谷氏に二度目の問責を突き付けるべきです。 「少なくとも、「国会侮辱罪」で憲法第58条、「国民の負託に対する背任罪」で憲法55条に拠って摘み出すべきだ!」と、いわた先生は怒っています。 昨年の9.14代表選で、小沢首相実現を阻んだ、憎き輩との思いが、いわた先生には、まだ少しも減衰することなく残っているからです。

 「正直者がバカを見ない社会」具現を願って、長年、 「国際特許「ITSS」の公的援用実施権を、公的ゆえに、 国に譲渡しよう。 この公的関与料を国庫財源に組み込めば、景気を阻害する消費税率上げは不要な筈!景気活性化に多大に寄与する筈!」との提言を繰り返して来た、 いわた先生の怒りは、収まりそうにありません。 私も、その通りだと思います。 

 #1のマンガが言わんとしている事は至極当然であり、警察官も検察官も神ではなく人ですから、ミス・ポカ・勘違い・早合点を必ずします。 間違いを一つもしない人なんて、 この世に一人も居ないと思います。 このようなミス・ポカ・勘違いを見つけ出して、正すべき所は正すべきです。
 このマンガの内容を半年間果たす事が、私が指名された仕事だと信じました。 そして、私が関わった事案は、他愛の無いものから深刻なものまで様々でしたが、全てが、このマンガが想定している範疇に属していました。

 この点で、東京第五検察審査会において、鳩山前首相と小沢元代表に掛けられた二つの事案は異常です。
 このお二人に同情的なフリージャーナリストやフリ−ジャーナリストの意見を絶対と信じる多くの方は、これを「冤罪」と呼んでいます。
 しかし、いわた先生は、これを「有能な政治家の政治生命抹殺を狙った人権侵害だ」と言います。

 いわた先生はの、元来の本業は美術家です。 しかし、それ以前に詩人であり、著名な言語学者からも可愛がられ、信頼されて挙げた業績も持っている、 言葉に非常にうるさい人です。 それ故、私も冤罪と捉えるのではなく人権侵害と捉える、いわた先生の論に賛同します。

 冤罪は人権侵害の一形態です。 拠って、冤罪は人権侵害に内包されますが、冤罪が人権侵害案件の全てを内包することは出来ません。
 このように思考を定めると、成る程、憲法は人権侵害について事細かに書いていますが冤罪について書いていません。

 このグラフを見て、いわた先生は言いました!。 「それにしては、東京第五検察審査会は勿論、神戸検察審査会の「明石歩道橋」や「福知山線事故」も年齢構成が臭いなあ!」

 #3 ここで、いわた先生も私も、東京第五検察審査会そのものに対して、非常に大きな疑問を持ってしまうのです。
 理由は、#3の文面をどんなに注意深く読んでみても、(行間まで読んでみても)、政治家を政治的理由で起訴できるとは読めません。
 反小沢の方々の主張のように、小沢氏を絶対黒と仮定して考えても、この場合、正すべき相手は、不起訴とした検察であって、政治家小沢氏ではない筈です。 二回目が幽霊ではなく、実在していると看做しても、この議決は、検察審査会を裁判員制度と勘違いしていると思います。

 いわた先生は、紙カード入力の、真空管やコイルが演算の重要な機能だった大型電子計算機時代からコンピュータとの縁も深いのです。 自然言語も、コンピュータ言語も、最終的には「数式処理」にまで持って行って確認処理する徹底振りです。 これを、いわた先生は、「嘘菅はインタプリタ人間。思い付きを、結果オーライで実行してしまうので、原発事故を原子爆弾事故にまで拡大してしまった! やっぱり総理大臣はコンパイラ人間でなければダメだ! 何度も何度も警告(ワーニング)も一切出ない所まで確認して初めて実行しなければダメだ!」と言います。
 1970年代半ばのマイコン開発にも当初から関わって、80年代冒頭のパソコン黎明期に、当時のパソコンで 高精度な非線形演算処理を行って、 世界の著名な数理学者を、驚愕させる発見をもしていますから、「こんな妙ちきりんな論理でコンピュータを走行させたら 100%暴走してしまうぞ!」と、私も含めて一般人には硬い仕事の代表と言い得る司法制度にさえ、曖昧さ、厳格性の無さを指摘して、呆れ果てています。

 #4 この文面通りに私達の検察審査は始まり、辞退者については補充員から選ばれましたが、森ゆうこ議員から伺った「東京第五検察審査会の二回目の審査員の補充は、 この通りではなかったらしい」とのお話は、平成21年5月からの改正にも合致していないようです。 だとしたら、これは不正義です。
 不正義が正義を審査したのだとしたら、いわた先生の言う「正直者がバカを見る」最悪の状況です! こんなインチキが許される国は、法治国家と言えません。

 #5 いわた先生は、「くじ」のコンピュータアルゴリズムに大しても、物凄く疑念を持っています。
 私のような、コンピュータ・オペレータ程度の素人は騙されますが、いわた先生は、究極の情報セキュリティーの、 国際特許「情報の暗号化送受信方法(略称:ITSS)の発明者としての「プロの意地」で、「小沢氏排除を正当化する不誠実アルゴリズム(人為的に改竄させ得る抜け道)がここに仕組まれている」と疑っているのです! 私は、いわた先生のような、ハッカー、クラッカーと対峙できるような高度なコンピュータ力を持ち合わせていないので、ここの問題点は良く判りません。

 #6 いわた先生に言わせると、現役検察官にとって一番嫌な「検察審査会審査員」に選びたくない人は、現役の仕事に厳しい批判を下す可能性の有る人たちだから、このような「彼らにとって危険性の有る人」を徹底排除している最悪の制限であり、この「無作為ではなく恣意的なくじ引き」は、 「法の下に平等」である筈の憲法違反であり、絶対に在ってはならないとの結論に達するようです。
 確かに、超弩素人ばかりならば、低能力な検察官でも、意に染まない議決は、赤子の首を捻るように改竄できるのであり、「二回目となる検察審査会は、玄人の補助員を必須とするとの規制条項は、いわた先生に言わせれば「 この制度自体が、己の矛盾を認めているのだ」となります。この指摘は当たっていると思います。
 「疑わしきは罰せずであり、プロの方が決められたのだから、これで良いのでは」と、毎回、同じ事を言われる方が居ました。  「私は、この議決結果に興味があって(野次馬として!)出席しているようなものです」と、思わず、建前を忘れて、本音を語られる方さえ居ました。 これでは、全くの税金の無駄遣いです。
 だからと言って、無理に罪を被せるような事になったら大変です。 早急になくすべき制度であると、私は、検察審査員経験者として、いわた先生の意見に賛同します。
 そして、これが、検察審査会の審査の、普通の状態であって、何故、東京第五検察審査会は、このような普通の状態と「遠く懸け離れた」議決を導き出しているのかが不思議です。  特に、一回目の11人全員賛成だなんて、普通の状態では絶対に在り得ないと思います。本当に、恣意的な何かが作用していると感じられます。

#13 私達が関わった事案は、特別に難しいものでは無かった所為もあるのでしょうけれど、ここに書かれているほどには審査員に権限が有る訳ではなく、 検察審査会職員が制作したスケジュールに乗せられて、悪く言えば、検察審査会職員の思惑通りに、事が運んで行ってしまったと感じています。 それ故、小沢氏の事案について、どうしても小沢潰しのグルの申し合わせに因って仕組まれた罠であるとの気持ちを拭い去ることが出来ないのです。

#16 私が、「検察審査会パンフレット」を再度読んで、一番疑問を感じるのは、この#16です。

(1)について。 法の素人が抱く「公正」は、時に法に触れる可能性も有る筈です。 そして、この法自体が、憲法違反になることも多々在ります。
 例えば、09年衆院選挙は、既に、最高裁で違憲状態であるとされています。 にも拘らず、衆院は、未だに、違憲状態の根源である議員定数の修正を、 次期衆院選に備えて行っていません。
 菅総理は、不信任されたら解散を決行する気だったらしいですが、違憲状態を修正しないままでの更なる選挙は、違憲ではないと言い得る筈がありません。 「公正」という文字が虚しく見えてしまいます。

(2)について。 非公開である筈の議決結果が、「東京第五検察審査会の、一回目の議決が、起訴相当で全員一致だった」 とメディアから流れたと言う事実は、どう理「解したらいいのでしょう? 検察は、この犯人を捕まえたのでしょうか? 私は、この辺りの情報を全く知りません。
 #7の検察審査員・補充員の義務の(3)に「秘密を守る義務」があります。 会議の模様を外部に漏らすと罰金に処せられます。 又、検察審査員・補充員の安全配慮として、検察審査員の氏名が記載される議決書なども非公開です。 従って、この二つの「縛り」が、無作為に選ばれた筈の一般国民にとっては、「口封じ」となり、且つ、権力者側にとって「未必の故意」を検察審査会職員が恣意的に操作できる抜け穴になっていると、 菅内閣に因って、社会情勢の悪化到来を招いてしまった今となっては、痛みが身に沁みるほど強く感じられるのです。

#17、まとめ、そして、豆知識「検審OB会」

 至極、当然の結論ですが、私が、このハンドブックを再度読み直してみても、何故、真に首相の器である小沢氏が、 検審被告として裁判を受けなければならないのかの根拠が全く見えて来ませんでした。 なおかつ、 このハンドブックが、私が断固拒絶した「検察審査会OB会」の紹介で終わっている事で不愉快極まりました。
 このコラムには、さすがに「特別な効能あり」といった如何わしい文言は見付けられませんでしたけれど・・・。


さて、これからどうするか?

 私どもには「検察審査会法」および「施行令」を読み解く事は何とか出来ても、断片的にしか報道されていない東京第五検察審査会の内容の矛盾箇所を全て掘り起こす事は不可能です。
 私が、関わった名古屋第一検察審査会の事案は、このパンフレットに紹介されている範囲に、概ね、収まっています。
 しかしながら、「小沢氏の1回目の議決において、11人全員が起訴相当だったと世間に漏れている情報が、単なるデマではなく、事実として証明できるのであれば、此のように証明できる事自体が、検察審査会法違反であって無効である。 その無効な議決を受けた検察の再捜査の結論も、その不起訴結論をを受けた2回目の議決も、当然、無効だ」と言ういわた先生の厳格なコンピュータアルゴリズムに則った見解と、小沢氏の政治生命抹殺を狙った人権侵害だとの結論とを聞かされると、 東京第五検察審査会だけでなく、「冤罪」を「人権侵害」の同義語と勘違いしている、著名なフリージャーリスト達の感違いにさえ、腹ら立たしい限りです。
 それ故、このハンドブックの付録として掲載されている「検察審査会法」そのものと「執務参考資料集」も、いわた先生の全面的な協力を得て、「徒然花」に掲載することにしました。
 また、法律に詳しい小沢支持者や、小沢支持者でないけれども「人権侵害はけしからん」との立場の方々の協力を得るために、私の「徒然花」から、以下の関連ページに、容易にジャンプできるようにしました。

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