「徒然花」本文 2011年12月13日 井村好枝

『信頼の法則』 

 この言葉は、検察審査会で、毎回記されていた『疑わしきは罰せず』に次いで、数多くの審査すべき事項の文末に、審査判定に際しての、一つの「線引き的基準」として書かれていました。

 それゆえ、私は、とても印象深く覚えています。

 この言葉は、当然のように流れている日常生活の様々な大切な基準だと思います。

 例えば、「赤信号ならば止まり、青信号に変わるのを待つ。」という『信頼の法則(一般常識である約束事・ルール)』に従って、相手を信頼し合い、守り合うからこそ、事故や渋滞を起こさずに、安全でスムーズに、車は運行できるのです。もしも、止まるべき側が、ルールを無視して交差点に突っ込めば、衝突事故が起きる可能性を、誰も否定できません。

 すなわち、 『信頼の法則』は、単に交通信号だけのルールではなく、ありとあらゆる「人・物・事・時・所」の関係で確立されていなければ成らない『公的な縛り』です。

 ところが、こともあろうか、公的機関や、地域独占であるところから公益性が遵守されるべき企業が、この『信頼の法則』を遵守していない事が、東日本大震災と福一原発事故に因って明白になりました。私は、かねてから変だと気付いていましたから、「やっぱり!」なのですが、この『信頼の法則』の欠如もしくは特定利権者有利と成っている偏りが、地震と津波の事後処理対策だけで済んだ国難を、原発大事故にまで拡大させてしまったのだと思います。

 放射能汚染は、私たちの生命に関わる重大な問題ですから、正確な情報を、全ての国民に敏速に、なおかつ、平等に伝達し、善処する義務を、国、自治体、事業者・東電は負っている筈です。

 しかしながら現実は、国、自治体、東電は、情報を隠蔽・偽装・改竄・捏造し、この悪行を繰り返したことに因って、放射能汚染収束の正しい目処は立ちそうにありません。16日に発表されるという「冷温停止宣言」は、ふくいちライブカメラの雨除け透明カバーの継ぎ目の横筋と、カメラに向けられた眩しい光が、何もかもが欺瞞である事の全てを語っています!

  
『後ろめたいからから隠すのだ』と言う、夫・いわた先生の解析可視化処理技術は冴えています!

 菅内閣は、国民の命を、大事故がなければ、健康で暮らせた将来を、正しい情報を伝えるべき『義務』を怠っただけでなく、悪賢い情報操作で国民の『信頼』を裏切りました。脱原発で生き延びを図りましたが、野田内閣は、これを無視しています。国民の知る権利をないがしろにし、『信頼の法則』を破っているのですから、どちらも厳正に処罰されるべきです。

 赤信号を無視して暴走しているのですから、加害者は、当然、重く罰せられなければなりません。

 これを迅速にしないどころか、『信頼の法則』のルールを覆し、司法優位な状況を捏造しようとしている司法ならば、司法そのものが『信頼の法則』を覆している『国家転覆罪』的行為だと思います。

 真の『信頼の法則』とは、国民全体が、互いに「安心安全」である筈です。つまり、『信頼の法則』が厳格に遵守されなければ「安心安全」は無いと云う事です。

 東日本大震災の被災地は、未だに復興もままなりません。放射能汚染で被爆し続けている多くの地域住民が居る事もネットやTWで知ることができます。放射能汚染瓦礫や放射能汚染食品の情報も、正しい最新情報はネットやTWからです。

 国民に信頼されない、そんな立法、行政、司法、報道ならば、不必要では?とさえ思ってしまいます。

 TWで、丹波のあられ店のホームページに、原発に因って、あられの材料の入手が困難になる事への心配と、それ以上に、材料のもち米を、放射能汚染地で作らせた政府と、原発事故を収束できない事を隠蔽する東電に対しての、経営者の、激しい抗議メッセージが掲載されているのを知りました。

 食品を扱う企業としての当然の抗議であり、『信頼の法則』を破ることが出来ない当主の思いが込められていました。
 生産工程中に、たとえ僅かな異物が混入しても、そのラインで製造された全てを回収するのが、信頼に対する、せめてもの善処なのです。放射能汚染された土地で作られた食材では、生産できないとの意見は正論だと思います。

 それ故に、正確な情報を、敏速に、国民平等に、伝える!これを実践するのが、国、自治体、東電が果たすべき『信頼の法則』遵守義務だと思います。

「徒然花」本文:2009年5月3日:自らが生きた証に「織」を思い立って既に27年を超える歳月が経ちました。この向こう見ずな・・・へジャンプ
「徒然花」本文:2009年6月10日:『先生と呼ばれるほど、利口でも、バカでもない。』が口癖の、いわた先生が、大学を離れる・・・へジャンプ
「徒然花」本文:2009年7月1日:何故これ程までに時間がかかるのか?その答えは、この世が余りにも縦割り社会に分業化し過ぎ・・・へジャンプ
「徒然花」本文:2009年7月20日:アメリカから発した、「プライムローンの焦げ付きが、米国社会で問題になりつつある」との・・・へジャンプ
「徒然花」本文:2009年10月1日:政変!「IT戦略会議」とは別に「国家戦略会議」が発足しました。しかしながら民主党の・・・へジャンプ
「徒然花」本文:2009年12月6日:高速道路の無料化、ガソリン税の撤廃などのマニフェストを忠実に実行すれば、国庫が益々・・・へジャンプ
「徒然花」本文:2010年4月8日:いわた先生は「国家戦略会議」の「まとめ」に賛同して「IT戦略会議」の意見公募に提言し・・・へジャンプ
「徒然花」本文:2010年7月21日:国民総背番号が国民総奴隷化に繋がることを危惧するいわた先生が、経済産業省のクラウド・・・へジャンプ
「徒然花」本文:2011年2月8日:私は、2009年11月〜2010年4月、名古屋第一検察審査会(21年度第4群)を体験・・・へジャンプ
「徒然花」本文:2011年2月9日:昨夜の「徒然花」の反響が予想以上に大きいので本当にびっくりしました。これは皆さんが・・・へジャンプ
「徒然花」本文:2011年2月11日:私たち物創りに携わっている者にとって、著者に許可無くコピーを取る行為は、不正コピー・・・へジャンプ
「徒然花」本文:2011年2月16日:2月8日夜にアップした「徒然花」の反響が予想以上に大きかったことに今更ながら驚いています。へジャンプ
「徒然花」本文:2011年2月18日:8日の「徒然花」の反響が予想以上に大きかったことに、今更ながら驚いています。Ceron が収集。へジャンプ
「徒然花」本文:2011年2月23日:・・・目的で、東京第五審査会に因って成されていたことが、森ゆうこ議員の調査で発覚しました。へジャンプ
「徒然花」本文:2011年6月6日:検察審査会ハンドブック・最高裁判所へジャンプ
「徒然花」本文:2011年6月7日:検察審査会法 及び 検察審査会法施行令へジャンプ
「徒然花」本文:2011年6月8日:(名古屋第一)検察審査会執務参考資料集へジャンプ

 

当ホームページは著作権物です。著者に断り無くコピーしないで下さい。
Copyright ©,1990-2011, Yoshie IMURA, All rights reserved.